工法紹介 -マイクロパイル工法とは-
現場ニーズに応える
マイクロパイル工法関連技術
マイクロパイル工法とその関連技術を活用していろいろな現場条件に対応します。
適応条件
- 施工スペースが狭い
- 民家や既存施設に近接
- 玉石や岩盤層がある
- 資機材の運搬が困難
- 施工期間の短縮
- 水中橋脚の補強 → NDR工法
関連技術
- Super NDR工法(neo-dry repair)
転用型仮締切工を使用して水中構造物の躯体と基礎部を効率的に補強
マイクロパイル
マイクロ工法には3つの種類があります。それぞれの概念は以下のとおりです。高耐力マイクロパイル工法 |
STマイクロパイル工法
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ねじ込み式マイクロパイル工法 |
(NETIS No.CG-0000140-A)
鋼管をケーシングとして削孔し、定着部補強用の異形棒鋼を挿入した後、鋼管内部にグラウト体を構築する工法。
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(NETIS No.HR-0300012-A)
鋼管をケーシングとして削孔し、鋼管内部にグラウトを充填した後、パッカーを用いた段階加圧方式により、鋼管の全長にわたって設置したバルブよりグラウトを噴出させ地盤中に全面定着させる工法。
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(NETIS No.CB-030009-A)
鋼管の先端部分に4枚のらせん状の鋼板(直径600mm程度)を取り付け、鋼管を回転させながら地盤中に無排土で貫入させる工法
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マイクロパイル工法は、(独)土木研究所、先端建設技術センター、民間12社の共同研究(H11~H13)で開発された技術です。施工条件や地盤条件に応じて最適な工法を選択します。
Super NDR(neo-dry repair)工法
Super NDRは、転用型仮締切工を使用し、水中橋脚の躯体と基礎部の補強を低コストで行う工法です。水中橋脚の柱補強時の仮締切工法である”NDR工法”と、基礎の補強工法である”マイクロパイル工法”の組み合わせにより、水中橋脚の躯体と基礎を補強することができます。NDR函体は工場製作するので、現場での施工期間を大幅に短縮できます。また、マイクロパイルの機械をNDR函体の締切内に搬入して杭を施工するので、締切範囲を小さく抑えることができます。
NDR工法による柱部の補強例 高耐力マイクロパイル工法による基礎の補強例
マイクロパイル関連技術カタログ各マイクロパイル工法の特徴および比較イメージ
マイクロパイル工法適用性比較一覧
マイクロパイル工法適用性比較資料