アンカーパイル工法

アンカーパイル工法(小規模構造物の基礎に適した小口径杭工法)

アンカーパイルは、小口径の鋼管を使用し、小規模な構造物の基礎、空頭制限下での施工、狭隘地での施工を目的に当社が考案した杭工法です。種類として杭内および杭周面にグラウトを充填するグラウトタイプと回転圧入し施工するノングラウトタイプの2タイプがあります。
また、当社が開発したスプライスキャップを使用したプレキャスト製品との組み合わせによる施工の合理化・省力化が可能です。グラウトタイプは、礫、玉石地盤での施工も可能です。

工法概要

種類 グラウトタイプ ノングラウトタイプ
概要図    
工法概要 杭体に使用する鋼管より一回り大きいサイズのケーシングを使用して地盤を削孔し、杭体用鋼管を挿入した後、ケーシングを引抜きながらグラウトを充填して杭体を築造する。
砂質土、粘性土及び礫地盤に対応でき、中間層に定着することを基本とするため、杭長を短くできる。
また、汎用性の高い市中品を使用し、鋼管価格を抑え、継手箇所も極力少ないものを使用するため加工費を抑えられる。
鋼管を回転させながら地盤中に無排土で貫入させる工法。
 礫分を含まない砂質土、粘性土に適用し、中間層に定着することを基本とするため、杭長を短く出来る。
 また、汎用性の高い市中品を使用し、鋼管価格を抑え、継手箇所も極力少ないものを使用するため加工費を抑えられる。
 施工速度も速く、グラウト等の付帯設備が不要。
使用材料 鋼管材質:STK400
鋼管径&板厚:φ114.3,t=6.0
       φ139.8,t=6.6
       φ165.2,t=7.1
鋼管材質:STK400
鋼管径&板厚:φ114.3,t=6.0
       φ139.8,t=6.6
       φ165.2,t=7.1
プラント規模 プラント:50m 2 程度(50m以内)
材料置き場:15~20m
2 程度
プラント:不要
材料置き場:15~20m 2 程度
削孔方法 回転圧入
ロータリーパーカッション
回転圧入
継手 溶接継手 溶接継手
 
 
 


実績資料

 
    アンカーパイル実績統計H24.3

施工事例(社内実績、施工事例シート)

  • アンカーパイルL型擁壁基礎事例

パンフレット

アンカーパイル工法パンフレット
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